本日は博多です。
平日のお昼ですが、午前中に用事を済ませ、折角博多まで来ているのだからいつもの様に美味しいお蕎麦を求め、西鉄天神牟田線の薬院駅より徒歩3分程の、看板がとても可愛い【あ三五】さんにお邪魔させていただきました。
店内はオープンキッチンのカウンター9席のみの作りで、店主さんの仕事ぶりを楽しみながら楽しい蕎麦屋酒の時間が過ごせそうと期待が高まります。
先客はなく、私たちが最初のお客として、カウンターの一番奥の席に通していただきました。
さて、腰を落ち着かせたところで、まずはビールをお願いします。
ハートランドの瓶ビール(写真失念)です。
早速お通しの蕎麦味噌をちびちびとやりながらハートランドビールで喉を潤しつつ何を頼もうかとメニューを眺めていると、
カウンター越しに店主より「お客さんお酒好きそうだし、色々適当に出すから、楽しんでってよ」と声をかけて頂きます。
勿論、一品料理のメニューもありますが、ここは店主に身を預けて、博多での美味しい蕎麦屋酒を楽しませていただこうと、贅沢にもお昼間からおまかせでいかせていただくことにします。
わくわくとしながら料理を待っていると、
まずは一品目に丁寧にすられた長芋にわさびと蕎麦の実を乗せたわさび芋からはじまり、
衣は必要最低限に纏われた、季節のお野菜の天ぷらを頂きます、
おいもとかぼちゃがホックホクに挙げられていて、ミョウガもシャキッとした触感も楽しめ大変に美味。
堪らず日本酒の杯を進めてしまいます。
あ、そういえば、一つ一つの天ぷらのネタへのこだわり等も教えて頂いたり、店主との軽快な会話を楽しみながら料理を頂いていたので、日本酒を頼んでいるのに写真を撮り忘れてしまっていますね。
それだけ、料理も美味しく、楽しい会話を楽しんでいたという、ご愛敬ということで。
さて、ここからは色々な形でお蕎麦を一口ずつ頂きながら、日本酒の杯を進めていきます。
まずは、ミョウガと合わせ、青葉も合わさってとてもあっさりと頂けるお蕎麦や、
湯葉に巻かれたそば寿司を一口頂きます。
料理を準備されている合間合間にも店主の蕎麦や料理への想いを色々と聞かせて頂しながら楽しくやっていると、 店主の蕎麦と料理へのこだわりが深く感じられ、美味しい料理がさらに美味しく感じさせられます。
「折角だしせいろも食べ比べてみてよ」との店主のお声がけに、
透き通るようなさらしなと、季節の柚子切りを一口サイズで頂きます。
うん、美味い。
お蕎麦で日本酒の杯を進める贅沢は、シンプルながら、本当にお蕎麦が美味しいからこそ楽しめる蕎麦屋酒ですね。
さて、日本酒も料理も存分に楽しませていただいたので、そろそろ本命のもりそばをお願いしようと店主にお声がけしたところ、
「折角なんだから、これもいっといて!」と、花巻そばも一口で出していただきました。
ふわっと広がる海苔の香りを楽しみながら、最後はもりそばお願いします。
暫く待っていると、見た目にもとても丁寧に打たれているのが伝わる、
期待通りの美しいビジュアルの二八のお蕎麦を出していただきます。
一口頂くと、コシのしっかりとした喉越しの良い、私好みのお蕎麦です。
薬味は、わさびではなく、ザクッとおろした辛味大根で頂きます。
あっという間に手繰り終え、蕎麦湯でホッと一息つき、お会計。
是非またお邪魔したいと思います。
次から次へと出していただく料理に、お昼から少し贅沢をしてしまいましたが、カウンター越しの店主との軽快な会話と、蕎麦と料理へのこだわりを肴に蕎麦屋酒が楽しめ、本日もお昼間から上機嫌。
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