
本日は名古屋に来ています。
名古屋で美味しいお蕎麦を頂きたいと思い、名古屋競馬場前駅より徒歩13分程の【一心】さんへお邪魔させて頂きました。
開店11時に合わせ10時半にはお店に向かった事もあり、私が一番乗り。
待ちのお客さん用のノートに名前を書いてしばし待つことにします。
その後、開店の時間が近づくと、流石の人気店ですね、続々とお客さんがいらしていました。
さて、開店時間となり、暖簾が掛けられると同時に一番乗りで奥のカウンター席に案内して頂きます。
店内はテーブル席と奥のカウンター席の計25席ほどの広さです。
一巡目では全てのお客さんが入る事が出来ず、 早めにお店について、正解でした。
さて、まずはメニューを眺めさせて頂きます。

今回は、折角の名古屋への遠征という事もあり、十割在来ざる(岐阜県・高根町産 火畑在来種)とがんこざる(滋賀県・米原産 伊吹在来種)の二枚を注文します。

壁に貼られた深良い格言”たかが蕎麦 されど蕎麦”に店主の蕎麦への愛を感じながら待つこと数分、

まずは十割在来のざるを早速出していただきます。
とてもに趣のある器に盛られた、

口に入れずとも見ただけでも、蕎麦の香りと歯触りを想像させる、とても美しい粗びきの十割蕎麦です。
お塩をミルで挽いて、お蕎麦に直接かけてまずは一口頂きます。
美味い。
口の中一杯に蕎麦の香りがふわっと広がります。
そして蕎麦のざらりとした食感も楽しみながら、おつゆには付けずに暫くはお塩のみで蕎麦本来の香りと味を楽しませて頂きます。
後半は少しおつゆにも付けて頂いていると、あっという間に完食です。
丁度良いタイミングで2枚目のがんこざるを出して頂きます。

先ほどの十割ざるよりも更にもう一回り太めに打たれた粗挽きのお蕎麦です。
一口お塩で頂いてみます。
なるほど、更に力強く蕎麦を感じさせて頂けます。
こちらも、美味。
一口、一口、蕎麦の香りを感じつつ手繰っていると、あっという間にこちらも完食です。
いずれのお蕎麦も、とても丁寧に切られている事が見た目からも伝わり、力強い蕎麦の香りを楽しめる、蕎麦好きの為のお蕎麦ですね。
最後の蕎麦湯も、流石にこれだけの粗挽き蕎麦を茹でている事もあり、とてもどろりとしており、蕎麦の風味を最後の最後まで楽しませて頂きました。
ホッと一息つき、お会計。
私が出る頃には、外には行列が出来ていました。
場所柄、中々ちょくちょくと顔を出す事は難しいですが、タイミングが合えば次回は是非、時間にも余裕を持ってお邪魔させて頂き、このお蕎麦を肴に日本酒で一杯やりたいなと思いつつ、本当に美味しいお蕎麦との出会いに、本日もお昼間より上機嫌。